
令和5年(2023年)最初の年となった、ハマカルアートプロジェクトの全14事業者による、福島県12市町村で展開したアーティスト・イン・レジデンスを中心としたアートプロジェクトを記録した公式ガイドブックの電子書籍データをダウンロード!
ハマカルアートプロジェクトについて
ハマカルアートプロジェクトとは、2011年3月11日に起こった東日本大震災に伴う、東京電力福島第一原子力発電所の事故によって避難指示等の対象となった福島県12市町村の地域における芸術家やクリエーターの地域での滞在制作(アーティスト・イン・レジデンス)を中心に、住民との交流を含む取組や場づくり(アートプロジェクト)を実施する、さまざまな主体(企業や団体、個人等)に対して、支援を行うプログラムとして、令和5年(2023年)より開始しました。
復興および帰還が進む中、福島県、とりわけ12市町村には、数多くの芸術家やクリエーターが来訪し、地域での創作を通じた交流や移住等といった新たな共創的関係が萌芽しつつあります。
このような流れの中、12市町村での創作活動を求めるより多くの国内外の芸術家やクリエーターが滞在しながら地域との共創関係ができる環境づくりが、地元とりわけ地域のこれからを担う世代と、この地で活動する意思のある創り手の双方から求められています。
本プロジェクトは、国内外の人々と12市町村の人々が、さまざまな分野の創作を通じて関係できる環境づくりの基盤となる、アーティスト・イン・レジデンスのプログラムを主体的に企画、実施できる事業者による取り組みの地域での促進と定着を目的に、その活動の支援を実施するものです。
※ 福島県12市町村
田村市・南相馬市・川俣町・広野町・楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村・飯館村
アーカイブブックでは採択プロジェクト成果のビジュアルのほか
ハマカルアートプロジェクトの起動に対する多角的なレビューを掲載
「プロジェクトをつくる」意義を考えます
作品レビュー:福島と関係するアーティストからみた、はじめてのハマカルアートプロジェクト ハマカルアートプロジェクト成果作品展より|ヴィヴィアン佐藤
地域アート:ハマカルアートプロジェクトの持つ特別な使命と、未来への期待|藤田直哉
アーティスト・イン・レジデンス:ハマカルアートプロジェクトの1年~未来への種まき|菅野幸子
地域コミュニティ再生と文化の担い手より:福島12市町村で共創できる芸術文化基盤とは|青木淑子(聞き手:岡田智博)
文化経済と地域創生、イノベーション:ハマカルアートプロジェクトで生まれる創造的発展|岡田智博
実施:ハマカルアートプロジェクト2023コンソーシアム
(株式会社アドギルド・ジャパン、一般社団法人クリエイティブクラスター、合同会社 tecoLLC)
編者:岡田智博
発行:一般社団法人クリエイティブクラスター
補助:経済産業省 令和5年度 地域経済政策推進事業補助金