Who's Who

岡田 智博

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一般社団法人クリエイティブクラスター 代表
博士(学術:東京藝術大学)

 1980年代の中学・高校より新しいテクノロジーとクリエイティブ、コミュニティづくりの現場で活動。最初に表面化したのは、90年代はじめには結果として、三菱電機による現代美術プロジェクトとなった「melbrains」最後のメンバーとしてである。同組織が解体後「退職金」を元手に10代最後かつ最初の海外調査という旅行で、単身、中国の雲南・チベット最奥部に潜行、地元の若人がグローバルな衛星放送でポップカルチャーとエスノカルチャーと融合する様に触れ、デジタルメディアによる文化イノベーションへの傾倒をはじめた。

 その後、マルチメディアとインターネットの進歩にあわせたプロジェクトづくりの活動をクリエイティブ、イノベーション、アートの分野を結んで展開。
 日本の地域スタートアップエコシステムの源流である「マルチメディア・アライアンス福岡」(福岡県の事業)の設立理事に20歳代にして就任したことをはじめ、文化庁メディア芸術祭地方展のディレクター(札幌、石垣島、小樽)などの地域の文化と産業、社会を紡ぐプロジェクトから、後にライブドア社とし社会に知られることになった起業や初期の大規模Webメディアサービスといったスタートアップの伴走アクセラレーション、複数の大手広告代理店での新しい美術活動まで、時代の発展にあわせた、0を1にする取り組みを続けている。

 また、これらの見識を活かし、東京大学(学際情報学)・九州芸術工科大学(芸術工学)で修士、東京藝術大学で同大学でははじめてのクリエイティブエコノミーに関する研究で課程博士(学術)を取得、文理融合によるイノベーションの創発を現場とアカデミアを行き来しながら体現させ、世にアップデートを続けている。

 artdemo は新しいアートが起こすイノベーションを幅広い人々につなぐためのプラットフォームとして2002年より第1記を数年間実施、文化庁メディア芸術祭や経済産業省産業クラスターとも連携したアートの社会実装とクリエーターのつながりづくりとして機能していた。

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